世界大百科事典(旧版)内の五色縷の言及
【薬玉】より
…端午の節供に用いる飾物。もと中国から伝来した習俗で中国では続命縷(しよくめいる),長命縷,五色縷などといい,5月5日にこれをひじにかけると邪気をはらい,悪疫を除き,寿命をのばすききめがあるとして,古くから用いられた。日本でははじめショウブとヨモギの葉などを編んで玉のようにまるくこしらえ,これに5色の糸をつらぬき,またこれに,ショウブやヨモギなどの花をさしそえて飾りとした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」