《五部作》(読み)ごぶさく

世界大百科事典(旧版)内の《五部作》の言及

【ハムサ】より

…中世イランの詩人ニザーミーによる長編叙事詩。神秘主義詩《マフザヌル・アスラール(秘密の宝庫)》,ロマンス叙事詩《ホスローとシーリーン》《ライラとマジュヌーン》《ハフト・パイカル(七王妃)》,英雄叙事詩《イスカンダル・ナーメ(アレクサンドロスの書)》の五部から構成され,《五部作》と訳されることもある。《ハムサ》は古来イランの画家たちが最も好んだ画題の一つで,フィルドゥーシーの《シャー・ナーメ》と同様,非常に多くの挿絵が描かれた。…

※「《五部作》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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