世界大百科事典(旧版)内の井間譜の言及
【楽譜】より
…一般に東洋の記譜法の多くは,ある特定の楽器なりジャンルなりの限られた範囲にのみ通用する約束ごとから成り立っており,この点でも,普遍的に利用され得る西洋の五線譜とは非常に異なる。リズムに関してはあまり明確に示されない場合が多いが,特殊な符号をつけたり,朝鮮の井間譜のようにます目で音価を表すなどの一種の定量記譜法も古くから試みられている。
[中国]
(1)表音譜 雅楽では七声や十二律を用いて記譜をし,リズムは単純であるために文字と文字との間の空きの大小で表した。…
※「井間譜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」