交叉いとこ婚(読み)こうさいとここん

世界大百科事典(旧版)内の交叉いとこ婚の言及

【アボリジニー】より

…他方,母系に連なる個人的の結びつきが網の目のように広がっていた。結婚に関する規制はきびしく,交叉いとこ婚(父の姉妹の子または母の兄弟の子との結婚)を核として,まれに見る複数かつ整然とした親族関係をもっていた。さらに,トーテミズムに基づく外婚制によって部族内部が2,4,8の結婚組に分かれていた。…

※「交叉いとこ婚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」