交感神経系節後繊維(読み)こうかんしんけいけいせつごせんい

世界大百科事典(旧版)内の交感神経系節後繊維の言及

【自律神経系】より

…骨盤内臓神経に含まれてこの神経叢にまで達した副交感神経性節前繊維の一部は,神経叢内で副交感神経性節後ニューロンに対するシナプスを形成するが,残りは上記の内臓壁にまで達して,そこではじめて壁内の副交感神経系節後ニューロンに対するシナプスを形成する。骨盤神経叢内から発する副交感神経系節後繊維には,短い走行ののちに付近の骨盤内臓器に進入するものと,比較的長い(数cm)もので動脈壁にまつわりつきながら会陰部の海綿体組織にまで達するものとがある。後者の活動が陰茎,陰核,前庭球の勃起を生じさせる(海綿体組織に注ぐ動脈の壁の平滑筋を弛緩させて動脈血流量を増大させることによる)ことから,骨盤内臓神経には勃起神経の別名がある。…

※「交感神経系節後繊維」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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