交野禁野(読み)かたののきんや

世界大百科事典(旧版)内の交野禁野の言及

【鷹飼】より

…しかし978年(天元1)出羽国から貢進された鷹・犬が,天皇が見たのちに蔵人所から師貞親王や近江供御所に班給された事実(《小右記》)の示すように,鷹飼は天皇に直属しており,やがて近衛府の下級官人の家に固定するようになっていく。9世紀後半から10世紀前半以降,下毛野(しもつけぬ)氏から〈御鷹飼〉となるものが多く出,11世紀にはまだ中臣氏も鷹飼になっているが,院政期になると下毛野氏による鷹飼職の世襲,河内国交野禁野の鷹飼免田の相伝がほぼ定まった。1161年(応保1)12月,交野鷹飼の下毛野武安・友武は,鷹飼免田を摂関家領楠葉御牧の住人と争っており,この相論は87年(文治3)までつづいているが,散所雑色長の地位も世襲した随身下毛野氏による鷹飼職,交野禁野免田の世襲は,以後も変わることなく継続した。…

※「交野禁野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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