京店(読み)きょうみせ

世界大百科事典(旧版)内の京店の言及

【松江[市]】より

…大橋を渡ったところも商人町で,白潟10町が,南の足軽居住地区である雑賀(さいか)町までのびており,寺町には30ヵ寺が集められた。末次の茶町,苧(お)町,紙屋町などは,関係品目を扱う問屋が多かったため町名になったといわれ,本町の京店(きようみせ)は,京都の絹布や小間物類を商売する免許の地で,ここの商店街は店のひさしを長くして雨降りにも雨具なしで歩けたという。末次の東部は職人町で,灯心町,紙屋町,八百屋町,魚町,漁師町,綿屋町,鍛冶町,桶屋町,材木町などがあった。…

※「京店」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」