世界大百科事典(旧版)内の人工石器の言及
【ニューセラミックス】より
…石器のもっていた硬いという機能と土器をつくる手法を進歩させて生みだされたものであり,石と土という対照的な非金属無機質素材の特徴を優性遺伝的に受け継いだものといえる。石器時代の石器が天然の熱処理によってつくられたものであるのに対し,アルミナ工具は人為的な熱処理によってつくられたものであるから人工石器とも呼ばれる。一方,アルミナの絶縁性という特徴を生かしたものが絶縁スペーサーであった。…
※「人工石器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」