人為的富栄養化(読み)じんいてきふえいようか

世界大百科事典(旧版)内の人為的富栄養化の言及

【富栄養化】より

…したがって,富栄養化は湖の遷移における初期段階の変化として位置づけることができよう。
[人為的富栄養化]
 近年,湖をとりまく陸地における都市化の進行,工業・農業生産活動の拡大と近代化,各種開発の進行により,栄養塩を含む廃水の流入が増大し,それを受ける湖沼では富栄養化が著しく促進するようになっている。とくに大都市や大規模な産業地を集水域に控えた盆地や平野部の浅い湖では,富栄養化の進行が著しく,水温が高く日射量の多い夏季には,ラン藻による水の華の大発生を招き,全湖面が緑青色となる。…

※「人為的富栄養化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む