人為突然変異育種法(読み)じんいとつぜんへんいいくしゅほう

世界大百科事典(旧版)内の人為突然変異育種法の言及

【品種改良】より

…ブタやニワトリなど繁殖用の種畜群と生産のための実用畜群がはっきりとわかれる家畜については,実用畜にヘテローシスを利用することが有利であるため,なるべくヘテローシスの強く現れる両親系統を選んでつくる雑種強勢育種法も多く用いられる。 作物の品種改良には効果的に使われている人為突然変異育種法(倍数性育種も含む)は家畜では実用化されていない。ただ自然に起こった突然変異形質を選んで品種改良に利用した例としては,尾羽が換羽せず生涯のびつづける尾長鶏,四肢の短いアンコンヒツジ,後軀の形質に特徴のあるピエトレン種のブタなどの例がある。…

※「人為突然変異育種法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android