仏師僧(読み)ぶっしそう

世界大百科事典(旧版)内の仏師僧の言及

【仏師】より

…平安初期には官営工房から流れ出た工人の系統とは別に,純粋の僧侶で彫刻をよくする会理(えり)(852‐935)のような人物も現れるが,その後は寺院所属の仏師が活躍する。彼らはほとんどが僧とか法師,阿弥といった名称を仏師という肩書に併せ付し,〈仏師僧〉というように用いて,仏師ということと同時に僧という籍が重んじられ,実生活でも僧であったと思われる。記録では叡山の例が多いが,他の寺院でも同様と思われる。…

※「仏師僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む