付属状(読み)ふしょくじょう

世界大百科事典(旧版)内の付属状の言及

【譲状】より

…前述したように,もともと譲状は相続に対する上級者からの安堵を得ることを一つの目的としていたが,鎌倉幕府は御家人の所領相続に対する安堵の方法として13世紀後半に,惣領には下文(くだしぶみ),庶子には下知状を与えて安堵するように形式を整備し,つづいて,14世紀初頭には惣領,庶子ともに譲状の袖に安堵の文言を記す外題(げだい)安堵の方式を定めている。 なお僧侶が寺院,聖教等を弟子に譲渡する場合には,その証文を付属状と呼ぶが,様式,内容ともにほぼ譲状に類似している。【千々和 到】。…

※「付属状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む