代理王(読み)だいりおう

世界大百科事典(旧版)内の代理王の言及

【エサルハドン】より

…西方ではシドン,テュロスや他のシリア都市の連合反乱軍を鎮定,さらに反乱の根源を断つためにエジプトに遠征し,ついに前671年エジプト王タハルカを追って首都メンフィスを攻略,ヌビアとの境界までエジプト全土を一時その支配下におき,莫大な貢納を課したが,再征の途中で死去。王は病身で,たびたび託宣をうかがい,また不吉な前兆を臣下に背負わせて死なせる〈代理王〉の制度を復活させた。【山本 茂】。…

※「代理王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」