仮陵戸(読み)かりりょうこ

世界大百科事典(旧版)内の仮陵戸の言及

【陵戸・守戸】より

…口分田(陵戸田)を給され,家族をなし,課役を免ぜられ,陵戸籍に付されていた。691年(持統5)陵に5戸,墓に3戸を充て,不足の場合は良民を仮陵戸(守戸)とする原則が定められた。大宝令の別記には,陵戸84戸(倭国37戸,川内国37戸,津国5戸,山代国5戸),借陵戸150戸(藤原京25戸,倭国58戸,川内国57戸,山代国3戸,伊勢国3戸,紀伊国3戸)が定められ,《延喜式》には陵戸97戸,守戸267戸,守丁7人が見える。…

※「仮陵戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」