伊海(読み)いかい

世界大百科事典(旧版)内の伊海の言及

【伊孚九】より

…中国清時代の画家。名は海,日本では字の孚九で知られる。生没年不詳。江蘇省呉県付近山塘の人で,馬を商う貿易商として1720年(享保5)に初めて長崎に渡来し,以後数回来日したらしい。余技として南宗文人画風の山水画をよくしたが,中国の画史画伝類にはその名を見ない。しかし,日本に初めて本格的な南宗画法を伝えた画人として,日本南画に与えた影響はきわめて大きい。【成瀬 不二雄】…

※「伊海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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