伊藤公式(読み)いとうこうしき

世界大百科事典(旧版)内の伊藤公式の言及

【確率微分方程式】より

がすべて有界連続関数となる有界なfに対し,X(t)が上記方程式の解であるとき,f(X(t),t)は次の確率微分方程式を満たす。これはfを形式的にテーラー展開して,dBi(t)dBj(t)=dt(ijのとき),dBi(t)dBj(t)=0(ijのとき)として得られるが,伊藤公式と呼ばれ基本公式になっている。【西尾 真喜子】。…

※「伊藤公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android