世界大百科事典(旧版)内の伏在炭田の言及
【炭田】より
…また膨大な植物遺体が広域にわたって長期間連続して運搬堆積を必要とする流移堆積は,特殊な堆積環境下で局部的に生成されるもので,ほとんどすべての炭田は原地堆積によると考えられる。 次に現在みられる賦存状態から分類すると,地表に露頭が現れている〈露出炭田〉と,露頭がなく試錐によってのみ炭層の確認される〈伏在炭田〉とがある。一般に古くから開発された炭田は,露頭で炭層が確認されたのちに地表探査,試錐探査により炭田の規模が確認される。…
※「伏在炭田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」