世界大百科事典(旧版)内の伏見地震の言及
【地震考古学】より
…この一連の活断層群に近接する多くの遺跡で,激しい地震の痕跡が検出されている。京都府八幡市の木津川河床(きづがわかしょう)遺跡と内里八丁(うちさとはっちょう)遺跡,門真・守口両市にまたがる西三荘(にしさんそう)・八雲東遺跡,尼崎市の田能高田(たのうたかだ)遺跡,神戸市の兵庫津(ひょうごのつ)遺跡,そして,洲本市の下内膳(しもないぜん)遺跡――これらは,すべて1596年(慶長1)の伏見地震による液状化跡とわかった。さらに,神戸市の西求女塚(にしもとめづか)古墳では,同地震によって墳丘の一部が崩れ落ちていた。…
※「伏見地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」