会合十人衆(読み)えごうじゅうにんしゅう

世界大百科事典(旧版)内の会合十人衆の言及

【納屋衆】より

…しかし,堺の豪商はほとんど政商であったため,政権の変動によって会合衆にも変化があった。堺海会(かいえ)寺の僧が記した1484‐86年(文明16‐18)の《蔗軒(しやけん)日録》には会合十人衆として,湯川宣阿,同新兵衛,富那宇屋(ふなうや)宗元,三宅主計(かずえ),和泉屋道栄,湯川新九郎,同助太郎などの名がみられる。1568年(永禄11)会合衆は能登屋,臙脂(べに)屋を中心として織田信長との一戦を構えたことは有名である。…

※「会合十人衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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