世界大百科事典(旧版)内の会意字の言及
【西夏文字】より
…建国の英主,李元昊(りげんこう)が野利仁栄(やりじんえい)に作らせたと伝えられる。全体で6133字あり,漢字と似て約300種の冠(かんむり),偏,旁(つくり)などの要素を組み合わせて(44通り)構成され,形声字,会意字が多い。たとえば,木冠に〈先端〉は梢,水偏に〈重い〉は沈む,金冠に〈二つに切る〉は鋸(のこぎり)などの会意字の作り方には,西夏人の独特の思考が反映されていてたいへんおもしろい。…
※「会意字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」