世界大百科事典(旧版)内の会計区分の言及
【会計制度】より
…すなわち,国家の経済活動に伴って生じた財産の増減異動を一定の秩序のもとに組織的に出納,記録,計算,整理をしておき,国家財政の経理状態をつねに明確にするとともに,その発生の原因と結果の検討,分析を通じて,将来の国家の経済活動の合理化に資することができるように管理を行っていくことが要請されている。会計制度は,このような国家の経済活動に関する経理面での管理手続を規定,整理するための制度であり,具体的には,財政法,会計法,国有財産法等の法的規範のもとに行われている会計年度,会計区分,会計機関,国庫出納手続,会計検査等の諸制度をいう。
[会計制度の歴史]
日本の会計制度は,近代国家におけるさまざまな制度と同じく,明治維新以後その基礎が築かれ,資本主義の発達と相まって進展を遂げてきた。…
※「会計区分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」