世界大百科事典(旧版)内の会計報告の言及
【会計】より
…つまり会計は,ある会計主体,たとえば家庭,国家,企業,団体などについて,その活動状況,ある時点における状態などを簿記とよばれる記録・計算の技術を用い,1年,6ヵ月,1月等一定の会計期間に区切って,貨幣価値的に記録し,計算する。そしてその結果を総括して会計報告書にまとめ,これを当該会計主体に関連する人たち,たとえば会社の株主,債権者,国,地方自治体の住民等に開示して,それらの人たちの各種の意思決定のための情報として利用せしめるのである。
[会計の職能]
会計の職能は会計に与えられた目的や任務,会計の行われる主体の性格などによって相違するが,一般的には次のものをあげることができる。…
※「会計報告」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」