佐々木四郎(読み)ささきしろう

世界大百科事典(旧版)内の佐々木四郎の言及

【佐々木高綱】より

…平安末・鎌倉初期の武将。四郎と称する。近江源氏佐々木秀義の四男。1180年(治承4)源頼朝の挙兵にあたり,兄定綱らとともに参加。以後各地を転戦,梶原景季と宇治川の先陣を争った話は有名。戦功により左衛門尉に任じ,86年(文治2)長門守護となる。東大寺の再建に尽力,また95年(建久6)家督を子の重綱に譲り遁世して高野山に入り,蓮華三昧院を建立した。【高橋 昌明】…

※「佐々木四郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android