世界大百科事典(旧版)内の佐倉河の言及
【水沢[市]】より
…中央部を北上川が南流し,西部は奥羽山脈から東流する胆沢(いさわ)川がつくった胆沢扇状地が広がり,扇端は崖状をなして北上低地に臨む。803年(延暦22)坂上田村麻呂が佐倉河に胆沢城を築き,東北経営の基地とした。近世には水沢に伊達氏の支藩が置かれ,寛永期(1624‐44)伊達氏の家臣留守氏が臥牛(がぎゆう)城に居住し,その城下町として発展,幕末から明治にかけて高野長英,箕作(みつくり)省吾,後藤新平,斎藤実などの人材が輩出している。…
※「佐倉河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」