佐原囃子(読み)さわらばやし

世界大百科事典(旧版)内の佐原囃子の言及

【祭囃子】より

…屋台の円滑な運行をはかる囃子といわれ,締太鼓は〈さざ浪囃子〉と呼ばれる韻律的リズムを繰り返し,屋台の方向転換には〈玉入れ〉の囃子が奏され,聞きどころとされる。千葉県の佐原市を中心に県内各地,茨城県各地に分布する佐原囃子も大太鼓・締太鼓・小鼓・鉦・笛などでにぎやかに演奏される独特のものである。 また歌舞伎の下座(げざ)音楽にもとり入れられ,祭礼の場や神社の情景描写などに演奏される。…

※「佐原囃子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android