世界大百科事典(旧版)内の佐原水生植物園の言及
【水郷】より
…各所に輪中堤が築かれて牧歌的な風景がみられたが,1964年からの圃場整備事業の進展,水郷大橋の架橋,JR鹿島線,東関東自動車道の開通などで景観が一変し,現在は加藤洲(かとうず)十二橋や与田浦にその面影を残すにすぎない。ハナショウブの咲く6月に観光客が多く,与田浦に120種,10万本のハナショウブをもつ佐原水生植物園,水郷や利根川流域の生活を紹介する大利根博物館などがある。佐原は水郷の入口,潮来(いたこ)は奥座敷といわれ,《潮来音頭》《潮来甚句》など水郷情緒豊かな民謡もあり,周辺の河川,湖沼は釣り客が多い。…
※「佐原水生植物園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」