佐蹟(読み)させき

世界大百科事典(旧版)内の佐蹟の言及

【藤原佐理】より

…【目崎 徳衛】 佐理は三蹟の一人に数えられる平安時代の書家として,〈さり〉とも通称される。その書跡を〈佐蹟〉という。書芸は生前から名高く,一条天皇も大宰府に赴任していた佐理にはるばると手本を求め,また入宋する僧侶に託して日本書芸の代表として佐理の筆跡をおくったという。…

※「佐蹟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」