世界大百科事典(旧版)内の体感指標の言及
【室内気候】より
…冬季,床暖房のある室内では室内気温が18℃でも快適であったり,大きな窓ガラス面のそばでは室内気温がかなり高くても寒冷感がことさら強いのは,輻射の効果が顕著であることを示す。
[体感指標]
温度,湿度,気流,輻射の4要素を一つの指標にまとめて体感を表示しようという提案は,暖房が技術として定着し始めた1920年代に多く試みられた。有効温度は,ある状態の室内気候と同じ体感を与えるような無風,湿度100%の室内の仮想温度をいう。…
※「体感指標」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」