体脂(読み)たいし

世界大百科事典(旧版)内の体脂の言及

【油脂】より

…これら水生動物油は不飽和度の高い脂肪酸を含むため,空気中の酸素によって酸化変質しやすい。陸生動物から採取されるものには,さなぎ油,牛脚油などの動物油もあるが,これらは量的にも少なく,むしろ動物脂のほうが重要で,動物の体から採る体脂(牛脂,豚脂,羊脂,馬脂,骨脂など)と,乳からの乳脂とに分けられる。体脂では,オレイン酸などの不飽和度の低い高級脂肪酸を多く含むものは空気中で安定であるが,リノール酸やリノレン酸など不飽和度の高い脂肪酸を含むものは酸素と化合して固化乾燥しやすくなる。…

※「体脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む