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《余計者の日記》(読み)よけいもののにっき

世界大百科事典(旧版)内の《余計者の日記》の言及

【余計者】より

…そのおもな特徴は,政治生活と貴族階級からの疎外,自分の知的・道徳的優越の意識,それと並んで精神の倦怠,深い懐疑主義,言葉と行動の不一致,そして当然のことながら社会的受動性ということになろう。 この名称が一般化したのは,ツルゲーネフの《余計者の日記》(1850)からであるが,この形成は20年代にさかのぼる。最初の明確な形象化はプーシキンのオネーギン(《エフゲーニー・オネーギン》1823‐31)で,次いでレールモントフのペチョーリン(《現代の英雄》1840)が現れる。…

※「《余計者の日記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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