作業譫妄(読み)さぎょうせんもう

世界大百科事典(旧版)内の作業譫妄の言及

【譫妄】より

…外界は夢のように変容し,周囲の人や物は鬼や怪物などに錯覚され,さらに恐怖の,ときには楽しい場面の情景的な幻覚がつぎつぎに不連続的に現れる。患者は幻想的な世界に巻き込まれているため,幻覚や錯覚に左右され,ときにはその人の職業にかかわるしぐさをすることがあり,これを作業譫妄(職業譫妄)という。小人がたくさん出てくる小人島幻覚も出現し,うじ虫のような小動物がうごめきながら体にいっぱいたかってくるような幻覚では,幻触を伴うことがある。…

※「作業譫妄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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