世界大百科事典(旧版)内の供祭上分料の言及
【上分】より
…中世の年貢の一種。〈地利(ちり)上分〉〈交易上分〉〈供祭(くさい)上分料〉などといわれ,土地や商業活動の収益の一部を,社寺の供祭物,朝廷の供御(くご)として貢納したものを指す。上分はまた〈ハトヲ〉〈御初穂物〉と呼ばれることもあり,原義は初穂すなわちその年はじめて収穫した穀物を神仏または朝廷に最初に奉ったものの称であったと思われる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」