世界大百科事典(旧版)内の価格競争力の言及
【国際競争力】より
…より広義には,商品グループ,産業あるいは全輸出品についても使われる。国際競争力は,当該商品の価格が相対的に安価であるためにシェアを拡大する場合の価格競争力と,商品の質的な優秀さ,納期の短さ,デザイン・ブランドの信用度といった非価格要因による非価格競争力とがある。各国の国際競争力を基本的に規定するのは,その商品をいかに安価に生産するかという生産コスト要因であり,たとえば生産に携わる労働者の熟練度,資本設備の豊富さや技術条件等が重要である。…
※「価格競争力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」