俑坑(読み)ようこう

世界大百科事典(旧版)内の俑坑の言及

【俑】より

…洛陽市全村などでは鋳造の銅人が発見されているが,一概に俑といいがたい。秦の始皇陵の東側に展開する兵馬俑坑,馬葬坑から出土した一群の陶俑は壮観である。等身大に彫塑した中空の俑で,兵士,士官,将軍,馬,御者の1体ごとに顔,衣服,鎧などを個性豊かに彫刻し,焼きあげたのち各種の顔料で文様などを細かく着色する。…

※「俑坑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android