保俶(読み)ほしゅく

世界大百科事典(旧版)内の保俶の言及

【杭州】より

…元代ここを訪れたイブン・バットゥータが記録するように10万を超す軍隊,手工業者,小商人,官庁などで居住区が分かれる傾向もみられる。呉越国以来の仏教隆盛をうけついで,南宋時代には城内外あわせて350の寺院があり西湖の南北の丘陵に立つ保俶(ほしゆく),雷峯(らいほう)二塔をはじめ,風光に花を添えた。マルコ・ポーロら元代杭州を見た外国人たちは驚異のまなざしで当時の世界最大の100万都市のことを書きとどめている。…

※「保俶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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