世界大百科事典(旧版)内の保安林制度の言及
【森林組合】より
…森林法は1897年にはじめて制定されたが,それは二つの柱から成り立っていた。一つは営林監督制度,第2は保安林制度であった。営林監督制度は林業の生産活動に対し国が監督し,荒廃を防ぎながら生産を行う基準を与えたもの,保安林制度(保安林)は営林監督制度の補完的措置として土砂の流出や土砂崩れを防止したり,風や砂を防いだりする特定の森林を保護するために設けられたものである。…
※「保安林制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」