修身・斉家・治国・平天下(読み)しゅうしんせいかちこくへいてんか

世界大百科事典(旧版)内の修身・斉家・治国・平天下の言及

【家父長制】より

…伝統的政治思想において皇帝は民の父母であり,民は皇帝の赤子であるといわれるように,君民の関係が親子の間の慈愛と思慕の間柄であることが理想であった。《大学》の修身・斉家・治国・平天下は,家の秩序と国家の秩序とを士大夫の当為の意識の下で連続的にとらえたものである。 啓蒙思想以後のヨーロッパ思想でも,中国社会を家族制度との関わりで論じた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」