俳諧觽(読み)はいかいけい

世界大百科事典(旧版)内の俳諧觽の言及

【点取俳諧】より

…上方の淡々や江戸の沾徳(せんとく),沾洲らが点者として活躍し,さらに紀逸から江戸座へ受け継がれていった。本来は座興程度であるべきものが,高点ねらいに目的が移り,享楽的風俗的傾向を強め,都会趣味と合致し,《春秋関》(1726)のような高点付句集や,点者の好みを例示した《俳諧觽(けい)》(1768‐1831ころ)のような点取り手引書が続刊されて,俳諧そのものが雑俳化した。その点取りが発句に流入して月並発句合となるのである。…

※「俳諧觽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む