倭武天皇(読み)やまとたけるのすめらみこと

世界大百科事典(旧版)内の倭武天皇の言及

【風土記】より

…事実,物語性に富む説話や歌謡が多いことでは現存風土記中抜群である。倭武天皇(やまとたけるのすめらみこと)の巡幸伝説をはじめ,祖神巡幸譚,嬥歌(かがい)や歌垣をめぐる恋愛伝説,巨人伝説,白鳥伝説,夜刀神(やとのかみ)伝承など,東国の民間伝承の宝庫の観がある。しかもその文章は当時の文人たちに愛用された四六駢驪(べんれい)体とよばれる華麗な漢文を用い,神仙思想で装われていて,一種の文学的世界を形づくっている。…

※「倭武天皇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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