世界大百科事典(旧版)内の偏光分割の言及
【干渉計】より
…干渉計の原理は,一つの光源からの光を複数光束に分割して相互間に一定の位相差を与え,再度会合させることにより干渉縞を得ようとするものである。光束を分割する方法は三つに分けられ,上述した複スリットや複プリズムなどによる光束分割を波面分割,半透鏡などによって光の振幅を分割することを振幅分割,偏光素子を用いて独立な偏光成分に分けることを偏光分割と呼ぶ。これら分割法や干渉縞の現れ方などによって干渉計は多くの種類に分けられ,これまでに20種類以上の考案者の名を冠した装置が世に出ている。…
※「偏光分割」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」