傀儡子の孫君(読み)くぐつのまごぎみ

世界大百科事典(旧版)内の傀儡子の孫君の言及

【傀儡子記】より

…本書には彼らの集う名所,歌曲のレパートリーが列挙され,彼ら特殊階層民に対して匡房が強い関心をもっていたことを物語る。同じく匡房の《遊女記》や,《本朝無題詩》所収の〈傀儡子の孫君〉の詩などとともに,当時の社会風俗をうかがううえで貴重な資料である。〈記の体〉の粉飾のない直叙的漢文体散文は,院政期の漢文学の推移を知るうえにも重要である。…

※「傀儡子の孫君」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む