傍濾胞細胞(読み)ぼうろほうさいぼう

世界大百科事典(旧版)内の傍濾胞細胞の言及

【甲状腺】より

…ついでホルモンは毛細血管あるいはリンパ管の中に入る。 ヒトを含めた哺乳類の甲状腺では濾胞の外側(濾胞上皮細胞の基底部)や濾胞の間に傍濾胞細胞が存在し,チロカルシトニンを分泌する。この細胞は発生学的には鰓後体(咽頭派生体の一つ)に由来するが,細胞には一般のタンパク質分泌細胞のように分泌顆粒がみられ,開口分泌によって血管周囲腔へ放出される。…

※「傍濾胞細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む