備中表(読み)びっちゅうおもて

世界大百科事典(旧版)内の備中表の言及

【イグサ(藺草)】より

…しかし備後表の大部分は商用表で,城下の株仲間を通し福山から大坂に送られた。備中表も宝永年間(1704‐11)イグサ栽培が普及し,畳表に製し早島湊の問屋を通して大坂に送られ,備後表,備中表ともに全国的に流通した。【柴田 一】
【イグサ科Juncaceae】
 イグサを含むイグサ科は8属300種ほどの単子葉植物に属する小さな科で,北半球の温帯域を中心に分布する。…

※「備中表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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