備前国二宮(読み)びぜんのくににのみや

世界大百科事典(旧版)内の備前国二宮の言及

【安仁神社】より

…岡山市に鎮座。備前国の二宮,もと国幣中社。祭神は神武天皇の兄の彦五瀬(ひこいつせ)命とされるが,異説も多い。吉備氏にゆかりの神社と考えられ,《延喜式》では備前で唯一の名神大社とされる。中世には若干の社領もあり,〈正二位安仁大明神〉と通称された。近世,岡山藩主池田家の保護厚く,社領高は55石,池田家の祈願所となった。社殿は,1670年(寛文10)池田綱政によって再建されて以来いく度か改築されたが,いまの社殿は1885年改築のもの。…

※「備前国二宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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