世界大百科事典(旧版)内の償却率の言及
【減価償却】より
…反面,耐用年数の途中で廃棄せざるをえない場合,投下資金の全部は回収できないという危険性があり,安全性の面で難点がある。(2)定率法とは,資産の帳簿価額(取得価額から過去の償却額の累計額を差し引いた額)に一定の償却率を掛けて,各年度の償却額を算出する方法で,つぎの計算式による。この方法では,各年度の償却額は初年度を頂点にして漸減するので,早期に大部分の額が費用化し,資金の回収ができるため,安全性に優れている。…
※「償却率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」