《元輔集》(読み)もとすけしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《元輔集》の言及

【清原元輔】より

…小野宮実頼,右大臣藤原師輔,西宮左大臣源高明らの貴紳の家に出入りして,祝宴や屛風の歌を詠む。《拾遺和歌集》以下の勅撰集に107首入集し,家集《元輔集》を残す。《今昔物語集》《宇治拾遺物語》には,賀茂祭の勅使となって落馬し,冠を落としたおりに,〈人笑はするを役とする翁〉であったので,物見車に向かって丁寧な弁解をし,人々を笑わせたという逸話が記されている。…

※「《元輔集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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