世界大百科事典(旧版)内の充てん温度の言及
【流体包有物】より
…高温で結晶中にとりこまれた流体は,常温では一般に2相(液相+気相),あるいは3相(液相+気相+固相)に分離している。これらの多相包有物を熱して1相になる温度(充てん温度あるいは均質化温度)から結晶が生成した温度を推定することができるほか,包有物の組成から鉱物を沈殿した母流体の組成を知る手がかりが得られる。【佐藤 壮郎】。…
※「充てん温度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」