先進複合材料(読み)せんしんふくごうざいりょう

世界大百科事典(旧版)内の先進複合材料の言及

【強化プラスチック】より

…近年,より軽く,より強い材料が航空・宇宙・軍事用途をはじめ,スポーツ用品分野にも要求されるようになり,鉄,アルミニウムを超える強化プラスチックが開発されてきた。すなわち,強くて弾性率の高い炭素繊維,全芳香族有機繊維(アラミド繊維など)などで強化されたプラスチックであり,先進複合材料advanced composite material(略称ACM)と呼ばれる。なお,熱硬化性樹脂のほか,ポリプロピレン,ABS樹脂,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートのような熱可塑性樹脂にも,剛性向上,寸法安定性向上,熱変形温度向上のために5~50%のガラス繊維が補強される場合がある。…

【合成樹脂】より

…今後の合成樹脂の伸びる方向として,少量でも機能を生かして用いられるエンジニアリングプラスチックとか,省エネルギーのために,鉄やアルミニウムより強くて軽い強化プラスチックの一種ACM(advanced composite materialの略称。炭素繊維などで補強された先進複合材料)などが注目されている。
[分類]
 合成樹脂の種類は多いが,通常は成形性の面から二つに分けられる。…

※「先進複合材料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む