光覚弁(読み)こうかくべん

世界大百科事典(旧版)内の光覚弁の言及

【光覚】より

…光覚の障害では,網膜の感度が上昇しないため暗順応が障害され,暗所,夜間の視力が不十分となる夜盲症(鳥目),明順応が障害されるため,通常の光量でも強いまぶしさを感じ,視力が下がる昼盲などがある。なお,視力表記では,明暗の弁別ができる程度の状態を〈光覚弁〉という。視覚【小林 義治】。…

【視力】より

…0.1以下の視力では視標までの距離を近づけて測定し,眼前3mで0.1の視標が識別できるときは0.06,同じく50cmでは0.01となる。これ以下は順に指数弁(黒地前に指を出して数を数える),手動弁(眼前で手を動かす),光覚弁(フラッシュライトの光を眼に送って明暗を識別)といい,明暗がわからない状態で視力を0とする。片眼を遮へいすると潜伏眼振や過剰調節が現れることがある。…

※「光覚弁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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