世界大百科事典(旧版)内の免疫パラリシスの言及
【免疫学的寛容】より
…しかし,(2)(3)は特殊な場合にみられる現象で,自然免疫寛容は通常(1)によって成立しているものと考えられる。 なお,動物体に多量の抗原を与えたとき免疫応答が抑制される現象を免疫麻痺immunological paralysis(免疫パラリシスともいう)といったが,現在では,この語は広い意味で免疫学的寛容の一種と考えられている。免疫【藤原 道夫】。…
※「免疫パラリシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」